世界遺産リストに登録された熱帯雨林

 

オーストラリアの熱帯雨林は、自然環境としてきわめて高い価値を持っています。この熱帯雨林は、確実に次世代に残り保護されていくよう、1988年に世界遺産として登録されました。

自然環境が世界遺産として登録されるには、以下の四条件のうち一つ以上を満たさなければなりませんが、オーストラリアの熱帯雨林はその四条件をすべて満たすと認められています:

  1. 地球の進化の過程において大きな役割を果たした時代を現代に残すものであること、‐クイーンズランド北部の熱帯雨林は、太古の世界の様子を現代に映す窓のような役割を果たしています。
  2. 現在進行中の地球環境の変化を捉えた代表的な例であること、‐熱帯雨林の地形からは、現在の地球がどのように変化しているかを示す貴重なヒントを得ることができます。
  3. 天然の産物としての質あるいは天然の美しさの度合いが極めて高いこと、‐熱帯雨林は、まさに天然の美しさそのものです。
  4. 多種の生命を保護する自然環境という観点での重要度が極めて高いこと、‐熱帯雨林には、希少かつ絶滅の危機に瀕した多種の動植物が生息しています。